「キラーストレス」とは言葉は造語であり、学術的に特別なストレスが存在するわけではありませんが、2016年6月19日「ストレスから脳を守れ ~最新科学で迫る対処法~」と題したNHKスペシャルを放映して話題になりました。

ストレス自体は遠い昔の狩猟時代には、人類が生きていく上でとても必要なものでした。
なぜなら、天敵だらけの厳しい自然の中で、生き残るために身に着けたものだったのです。

そして、時代が進化し人間の天敵がいなくなった現代では、職場や人間関係がストレス源になり始めました。

ストレスを感じる仕組みは、脳にある扁桃体に刺激が届き、そして副腎からストレスホルモンが分泌されます。

これが長い期間続くと心臓疾患や脳のダメージによる鬱、がんを発症させたりすることになるのです。

無理して頑張れば頑張るほどストレスは『体』に、そして我慢すればするほどストレスは『心』に反応します。

ストレス反応が絶え間なく繰り返されることにより、過剰になったストレスが『キラーストレス』となり、致命的なダメージを引き起こすことになりました。

2016年6月19日NHK放送のNHKスペシャル「ストレスから脳を守れ ~最新科学で迫る対処法~」はこちらのサイトをご覧ください